財団法人自転車産業振興協会 平成20年度自転車試買テスト結果報告

http://www.jbpi.or.jp/_data/atatch/2009/03/00000315_20090330103154.pdf
市中で自転車を実際に購入して、検査した結果が公表されている。検査の内容は、「JIS D 9301:2004 一般用自転車」の中からフレームの耐振性試験・繰り返し荷重試験やブレーキ性能試験などを選んで行ったようだ。JIS規格の内容は、日本工業標準調査会のページから閲覧できる。
試験の対象となったのは、いわゆるママチャリと小径折りたたみ車で、ホームセンターで売られているようなものが多い。特に折りたたみは自動車やアパレルのブランド名が入ったような、問屋企画のアレげな自転車が大半だ。その中にDAHON metroが混ざっている。アルミフレームの比較的安価なモデルだ(報告書では比較的高価な一群に分類されている)。
そのDAHON metroは、耐振性試験でフレームが破断している。破断箇所は折りたたみ金具とメインパイプとの接合部分。
Speed P8のユーザとしては驚きの結果。中国の無名メーカの製品にシールを貼っただけの安物ならともかく、DAHONのような自社でフレーム設計を行う専業大手でもこんなことがあるとは思わなかった。輸入元の株式会社アキボウの回答によれば、製造元は大行車業有限公司だそうだけど。