またまた台北で自転車に乗る


大漢渓左岸自行車道が延伸されて、大溪(大渓)まで行けるらしい。

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自転車道の名前は「大鶯䖝野景觀自行車道」。鶯歌(鴬歌)の鶯歌陶瓷博物館近くにレンタサイクルがあるというので行ってみた。このレンタサイクル(大溪橋自行車出租店)は、鶯歌と大溪の両方に店舗がある。
http://tw.myblog.yahoo.com/jw!GLvUhKGQGRTl.aJdsR_eyAAnIg--/ (大溪の本店)
http://tw.myblog.yahoo.com/yingko-bicycle/ (鶯歌店)
別料金で片道の利用がが可能だが、携帯電話が必要とのこと。

自転車道は鶯歌のレンタサイクル店のそばから始まるのだが、何かの工事中のせいでまさかのシングルトラックに迎えられる。標識はない。

大漢渓左岸自行車道の標識がある自転車道を上流に向かって走ると、いつの間にか大鶯䖝野景觀自行車道に入るのだが、この自転車道には、よくある河川敷の自転車道ではない区間があるので注意したい。写真はその一般道区間への入り口。

この自転車道の核心部分は、車通りが少ない一般道にに案内標識があるだけなのだ。つまり車も(たまに)通るし自動二輪も来る。交差点もいっぱいあるので道迷いの可能性もある。標識はかなりの密度で設置されているが、残念ながらどちらに曲がればよいかわかりにくい交差点もある。地図が欲しいところだが、残念ながら見当たらない。

この区間は、のどかな農村をゆく風情のある道路であり、河川敷の自転車道では感じられない人々の生活の香りがする良ルートである。ただし、脇見をしていると用水路に落ちるので気をつけよう。鶯歌から大溪に向かう場合、急な下りがあるので自転車を借りる際にはブレーキの効きを良く確認したほうが良い。

大溪に近づいてくると、再び自転車専用道に入る。何故か路肩にスクーターがやたらと置いてあるが気にしないのが粋なのだろう。もともとあった道路を自転車道にしたような印象も受けるので、以前と同じように入ってきてしまうのだろう。

大溪橋の下をくぐると終点だ。橋をわたって老街を見に行こう。老街は河岸段丘の上なので、自転車を置いていくか、無理やり上げることになる。自転車を担いで階段を登ったが、押して上げる事ができる道があったようだ。

その名の通り百年前からやってる百年油飯で昼食にした。お薦め。

メインストリートは観光地だけど、静かな通りもある。

李騰芳古宅にも足を伸ばすとよい。なかなか渡れない道路があるが、橋の下の遊歩道を押して進む手もある。

  • おまけ


鶯歌のレンタサイクルは陶瓷展覽館(博物館ではない)の一番奥にある。この陶瓷展覽館は陶磁器のアウトレットのような場所になっていて面白い
脱水注意!水はたっぷり持って行こう。大溪に着くまで水や食料を調達できるところはない。日陰も少ないので季節と時間帯を考慮して乗ろう。
この自転車道は上流側にも下流側にも続いているので、その気になれば淡水河の河口から走ってくることもできるそうだ。