3Dプリンタ ANYCUBIC i3 MEGAを買った話 組み立て編

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???

準備

いよいよ組みたてる。このプリンタは北米のYoutuber向けにBanggoodかどこかが提供したらしくて紹介動画がやたらとあるので見ておこう。僕が見たのはこれ。

www.youtube.comこの動画でやたらと強調しているように、冊子体のマニュアルがあるのがこの製品の強み。なんと日本語版のpdfもある。

http://file-cloud.anycubic3d.com/anycubic3d.com/upload/201801/20/201801201613232261.zip

マニュアルを見ながら付属品の点検をする。冒頭の写真のヘラが出てきたときは何のためにあるのかわからなかった。

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大盤振る舞いである。工具と交換部品付き。写真には載せていないけど使い捨ての手袋もついていた。グリスで手が汚れるからだそうである。レンチのたぐいは良いものとは言い難いので手持ちがあればそれを使うべきだけど、とにかく用意するのは作業スペースだけだ。紹介記事や動画ではZ軸の調整時にノギスが必要としているものが多いけれど、マニュアルには記載がなかった。恐らく改良でユーザによる調整は不要になったのだろう。この製品はリビジョンがいくつかあるようだ。ペンチとピンセットは運転時に必要となる。

組み立て

すぐ終わる。ネジを8本締めて、コネクタを3個つなげれば良い。コネクタは色分けしてあるので誤接続の問題もない。ネジは予備が2本ついていた。何の問題もなく3Dプリンタ本体が出現する。最初の計画ではこの段階で連休の大部分を消費している予定だった。

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組み上がっちゃった。そうそう、付属の電源ケーブルは北米仕様の3ピンなので変換コネクタを買っておくとうれしいよ。

まとめ

これを組み立てキットと呼ぶのにはかなり抵抗があるし、半完成品と呼ぶのも変な感じがする。極めて完成品に近い。フレームは鉄製で剛性感がある。ホットエンドやリミットスイッチの予備も付属している。冊子体の説明書や工具一式が付属しているのは冒頭で触れたとおりだし、消耗品のPLAフィラメントは1kgのスプールが2個ある。これが送料込み25,500円である。まだ何も印刷していないけど。

あまりのあっけなさに、自分が必要としていたのはばらばらの状態で届くENDER 3だったのではないかと思い始めるのだが、組み立てキットにもかかわらず価格があまり変わらないことに思い至るのであった。