タイヤのバーストにどう対処するか

サイドウォールが破断したのは実は2回目で、前回はは発売間もないT-serveだった。買ってから100kmも走らないうちにバーストしたと記憶している。パナレーサーめ。
自転車趣味ある限りパンクはつきもので、予備チューブなりパッチなりを持ち運ぶのは常識なのだけど、タイヤの損傷に備えた装備は持っていない人が多いと思う。チューブラー使いでもない限り予備タイヤは持たないし、WOを持つとなると世界一周風味がしてくる。ではどうするか。
ガムテープを持つ
布テープをフィルムケース(貴重品だ)などに巻きなおして持つ。サイドウォールが切れた場所のチューブにぐるぐると巻きつける。あるいはタイヤの裏側から何重にも貼り付ける。その他トラブル全般に対して汎用性が高い。
チューブラー補修キット缶を持つ
なぜWOなのにチューブラー?自転車店の店主によれば、切れたところを縫えばよいのだそうだ。糸と針は裁縫用でもかまわないが、チューブラー用が使いやすいとのこと。通称「VELOXの裁縫箱」。パッチとゴム糊も入っているのでチューブの修理もできる。
パークツールのタイヤブートを持つ
http://www.hozan.co.jp/parktool/catalog/Tire_Tools/TB-2.htm
一番スマート。ただし傷の長さによっては使えないかもしれない。とりあえず注文はしてみたけど使いたくはない。

北海道でも指折りの人口希薄地帯では「農家で借りる」という技もつかえないわけで、サドルバッグはどんどん膨らんでいくのであった。意外な盲点は旭川サイクリングロードの伊納-神居古潭間の8kmで人家はおろか車が入れる道すらないのであった。ここで自走不可能になると相当に面倒くさいのだけど、何も持っていない人のほうが多数派だよねえ。