台湾行2013 台湾でやっぱり自転車に乗る 騎日月潭環湖の巻

gememe

Rìyuètán (Sun Moon lake) bike trip at EveryTrail
EveryTrail - Find the best hikes in California and beyond

台湾最大の湖、日月潭にはGIANT直営のレンタルがある。GIANT直営のレンタルは台湾のあちこちにあるが、ここは旗艦店のようだ。写真のようなカーボンフレームの本気ロードバイクも貸し出している。必要な物はパスポートとお金。こちらの記事では緊急連絡用のGPS付き通信機を持たされるとあるが、自前の携帯電話を持っていたせいかその話は出なかった。昔はクレジットカードで結構な額のデポジットを払わされたようだが、今は必要ない。貸出はパスポートと交換なので、トラブルに備えて何か身分を証明できるものを携行したほうが良さげ。

レンタル店は直営の販売店でもあるので、試着室を使って着替えをすることが出来る。無料のコインロッカーは店の入っている建物内のすぐそばにある。ヘルメットは借りられるが、グローブは無いので持ってくるか買うかしよう。ペットボトルの水を持たせてくれるが、多分足りない。このペットボトルはボトルケージにきちんと収まる。地図を渡され、時計回りに回るように教えてくれた。自転車道を避けて帰る道も教えてくれた。この意味は後で分かった。

RIMG0193

道路はこんな感じ。バス停があることに注目。水社の街中はカオス気味で自転車を押すことになるかもしれないが大した距離ではない。省道21甲に入ると交通量が減った。

RIMG0188

数カ所ある寺社の前には店があるが、平日の朝だと缶ジュースかアイスキャンディと味付きゆでたまごくらいしか無かった。

RIMG0196

ロープウェイの駅がある対岸の集落を越えるとさらに交通量は減る。道はヘアピンカーブを含むワインディングが続く。トンネルの手前で自転車道に入る。

RIMG0203

つまり、雑誌などで紹介されている自転車道は日月潭を一周していないのだ。この自転車道は遊歩道を転用したものらしく、路面は荒く傾斜は急である。なんとシケインと階段もあり、ここからしばらくは日月潭シクロクロスだ。

RIMG0202

ここでは道を聞かれた。正解は真ん中。GIANTのお姉さんがあらかじめ教えてくれた。このあと長い階段を押して降りる。時計回りに回らないと階段を押して上がるはめになるのだ。平坦にでると自転車道らしくなり、向山行政曁遊客中心(ビジターセンター)に着く。

RIMG0207

 湖岸から見た向山行政曁遊客中心。喫茶店があるが自転車を遠くに止めなければならないので利用しにくい。よく見るとウェディングドレスで撮影をしている人がいる(写真中央右より)。

RIMG0204

 このあたりが雑誌で見かける日月潭の自転車道の核心。

RIMG0206

 自転車道は湖上を行く。台湾の観光地にある自転車道は木道が多い。観光客が増え平均速度が落ちる。これが自転車道を避けて戻るルートを教えてくれた理由と思われる。

距離は30 kmくらい。GIANTに戻り精算を済ますと環湖証明書を発行してくれる。申し出るとシャワールームの利用もできる。シャワールームはトイレの中にありあまり快適ではないが、汗臭いまま帰るよりはずっといい。シャワールームやコインロッカーはGIANTの設備ではなく旅行案内所のビルの設備らしい。

日月潭のGIANTでの買い物は税金還付の対象となるので、NT$3000以上の買い物をしたら書類を発行してもらおう。ちょっと時間がかかった。

湖の周りの道(環湖公路)は総じて快適で、車は大部分が自転車を大きく避けて走ってくれた。ただし、路線バスが1時間に1往復あり、観光バスも入ってくる。平日の午前中早いうちが狙い目だろう。

ただし、自転車が趣味ではない人は自転車道の中で楽しんだほうがよいと思う。最大高低差は100mほどだが、上り下りのあるブラインドコーナーが続き全く気が抜けない。

 集集などへ脚を伸ばすサイクリストも多いそうだ。少なくとも借りた自転車にはリフレクターがついていなかったし、ライトも当然無い。ライトとテールランプは自分で持ち込む必要がある。自転車道を避けて帰るルートにはトンネルがあるので注意したい。

捷安特日月潭站 - Yahoo!奇摩部落格

交通部観光局日月潭国家風景区管理所 > 旅行情報 > 水・陸・空のある風景 > 自転車情報

 

DSCN3721

おまけ。直営店だからレシートはGIANTの名前で出る。